セントラル短資証券株式会社様 導入事例

取引仲介のコンファメーションの発行を効率化

OPRO X Server をベースに、
有価証券店頭デリバティブ取引仲介のコンファーメーションの発行を効率化する、
業界初のシステムを構築しました。

セントラル短資証券株式会社は、セントラル短資株式会社のグループ企業の一員として、公社債の売買業務、日本国債等に関する業者間売買の仲介業務、店頭エクイティ・デリバティブスの媒介業務を行っています。同社は、日本オプロ株式会社のOPRO X Serverと株式会社NTTデータ イントラマートのintra-martをベースとして、店頭エクイティ・デリバティブスの取引の成立と内容を顧客に報告するコンファーメーションの発行業務をシステム化し、"GOOT"(グート)と命名しました。複雑多岐にわたるコンファーメーションの発行を効率化し、顧客へのサービスの品質が大幅に向上した点が、高く評価されています。

今回は、同社情報システム部の浦島様、事務管理部の斎藤様、武内様にインタビューしました。

手入力とファクシミリによるコンファーメーション発行をシステム化

店頭エクイティ・デリバティブスの取引のコンファーメーションは、GOOT導入以前はどのように発行していたのでしょうか?

金融業界は、IT化が進んでいるように見えますが、実はかなりの処理をアナログで行っています。株のオプション取引は、件数そのものは1日数百件程度にとどまっていますが、取引形態が多岐にわたり、チケッティングと呼ばれるコンファーメーション発行作業は、ほとんど手作りといってもいいものでした。具体的には、Microsoft Excelに手入力でデータを打ち込み、1枚1枚手作業で仕上げて、大引後にファクシミリで集中的に顧客企業に送付していたのです。 実は、GOOT開発に着手する前にも、システム化を試みたのですが、取引形態、要件の細かさをシステムに乗せきれずに、2年半以上の開発期間をかけたものの、結果的には実用に至りませんでした。

機能面、コスト面を総合的に考慮し、OPRO X Serverを選択

それでは、GOOTを開発する際には、プラットフォームとソフトウェアの選択、およびソリューションプロバイダーの選択にはかなり慎重だったのではないですか?

はい。しかし、顧客企業からは、コンファーメーションの発行について、Eメールでほしい、データベース化したい、Eメールもファクシミリもほしい、というようなご要望があり、操作性・柔軟性が高いシステムを構築することが急務になっていました。

操作のしやすいWindows環境で、Webベースのシステムであること、帳票処理の見栄えがよく、柔軟性が高いこと、迅速に開発することが可能でコスト面でもリーズナブルなこと、メンテナンスがしやすいことなどの要件を総合的に考慮し、目的にぴったりと適合したOPRO X Serverとintra-martを選択し、日本オプロに開発を委託しました。

結果として、2005年7月にキックオフ、2006年2月にカットオーバーというハイスピードで開発を行うことができ、GUIについてもきめ細かく現場の声を反映しました。というのは、コンファーメーションの作成そのもののバラエティの豊富さに加え、1件ごとに作成後の処理も異なっているのです。たとえば、同じような取引でも、Eメールを1ヵ所に送ればいい場合もあれば、複数の別の事業所に送らなければならないこともあります。つまり、GOOTでは、どのような処理にも対応することが可能なシステムを目指したのです。

 

Webページを開く感覚で軽快な操作性を実現、多岐にわたるケースにも柔軟に対応

GOOT導入後に、コンファーメーション発行の効率はどのように変化したのでしょうか?

まず、WebベースのGUIによる効果が非常に大きいと感じています。Webページを開く感覚で立ち上げ、多岐にわたるケースにも柔軟に対応することができます。顧客企業からの1件1件異なる細かい要求も、スムースにこなすことが可能です。

エクイティ・デリバティブス部門は、フロント(ブローカー)、ミドルオフィス(事務管理)、バックオフィスにグループが分かれています。従来は、グループ間でもファクシミリなどのハードコピーによる確認を行っていたのですが、現在はWebブラウザによって、席が離れていても即座に確認することが可能になりました。

また、チケット作成は、従来1枚ずつ手づくりだったために、同じような内容でも応用がききませんでした。

GOOTでは、過去のデータを活かし、類似の取引の場合、コピー機能によって簡単にコンファーメーションの作成が可能になりました。チケットそのもののレイアウト、見栄えの点でも、お客様からお褒めの声をいただき、たいへん好評です。

顧客満足度も大幅に向上、新しいビジネスへのステップとして期待

セントラル短資証券組織内の効率アップのほか、顧客企業の満足度はいかがでしょうか? また、付帯的な効果は生まれていますか?

大量のファクシミリを手動で送らなくてよくなり、当社の業務効率がアップしたことはもちろんですが、お客様からは、見栄えのほかにも、コンファーメーションが正確・迅速で、効率化したという評価をいただいています。

ミドルオフィスでは、従来、目先の作業に時間を取られていましたが、業務効率が上がったために、時間の余裕が生まれ、他部門の動向にも気を配ることができるようになりました。 その点では、GOOTの情報インフラとしての効果が大きく、他部門との情報共有、他部門への配慮による付加価値が生まれてきているといっていいでしょう。 GOOTは、当社のサービスのクオリティ向上に貢献し、今後のビジネスへの大きなステップの役割を果たすと考えています。

取材日:2006年3月

対応プロダクト

  • OPRO X Server
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