日本ベリサイン株式会社様 導入事例

機能、価格、サポート等の総合バランスが最適

帳票各社を比較検討しましたが、
機能、価格、サポート等の総合バランスが
最も優れていたのがオプロでした。

今回は日本ベリサイン株式会社(以下、ベリサイン)の先進事例をご紹介いたします。マーケティング部の伊出様とシステムエンジニアリング部の荒井様、亀田様にお話を伺いました。

OPRO X Server PDF Editon & 日本ベリサインのドキュメント・サイニングIDによる電子署名付きWeb見積もりPDF発行システム

最近はWebによる見積書発行が一般的になっています。しかし、お客様によっては「社判が押されていない文書は見積書とは認めない」という方もいらっしゃいます。そうしたお客様にとってはWeb見積とは、単なる「仮見積書」にすぎません。しかしベリサインが提唱するドキュメント・サイニングIDによる電子署名を施せば、仮にWeb見積であっても、同等と見なせる「正規見積書」にすることができます(これは2001年4月から施行された電子署名法を根拠とします)。これにより見積書作成・郵送コストが大幅に軽減されます。ベリサインは、まず率先して自社の見積システムにドキュメント・サイニングIDの利用を開始しました。OPRO X Serverは、このシステムの「見積PDF作成&電子メール送付」の部分で活用されています。

この事例のポイント

  • 従来のWeb見積で出てくるのは「仮見積書」。だがドキュメント・サイニングIDを施せば、電子署名法により社判入りと同等と見なせる「正規見積書」をWeb公開できる。
  • ベリサインは、自社のWeb見積に、ドキュメント・サイニングIDを採用。電子化による郵送費用の削減を実現した。
  • OPRO X Server PDF EditionはこのシステムのPDFによる見積書生成部分に採用された。
  • 他社との比較検討を行ったが、機能、価格、サポート等の総合バランスが最も優れていたのが日本オプロだった。
  • 実装は2工程で完了。プログラミングは必要なかった。

新時代の電子印鑑。ベリサインの「ドキュメント・サイニングID」

-- 今、ベリサインでは、電子印鑑入りのオンライン見積システムをWeb公開しているそうですね。

今「電子印鑑」とおっしゃいましたが、弊社ではこれを「ドキュメント・サイニングID」と呼んでいます。これはPDFファイルに対して電子署名を施した時点での「原本性」を確認する手段を提供するサービスです。これを使えば、Webを通じて、「社判が押された紙の見積書」と同等と見なせる電子見積書をお客様に提供できます。これは見積を頼む側からすれば、郵送の見積書を待つ時間ロスがなくなり、スピーディで便利です。また企業側にとっても見積書の制作・送付コストを大きく軽減することができます。

-- それは便利そうですね。ところで先ほどおっしゃった「原本性の確認」という言葉が分からなかったのですが、説明していただけないでしょうか。

例えば印鑑は、それが押されている書類が真正であり、改ざんされていないことを示しています。「改ざんされておらず、真正であること」。これがすなわち「原本性」です。

-- つまり、ドキュメント・サイニングIDが施されているPDFファイルは、印鑑が押してある書類と同じことだということですか?

そういうことです。

-- それは法律的にも認められているのでしょうか?

最近、法律が改正され、効力を持つようになりました。「電子署名及び認証業務に関する法律」の第三条には、「電子署名が施されたファイルは真正であると推定する」という旨の記述があります。

-- なるほど。ドキュメント・サイニングIDはその他、どんな所で使われているのでしょうか?

弊社では、2002年12月以来、決算公告をWeb掲載する場合は、ドキュメント・サイニングIDによる電子署名を施しています。投資家向けの決算公告は、言うまでもなく、書き換わっていてはならない書類です。原本性が確保されていなければなりません。

webで「正規見積」の発行が可能に。郵送費用のコスト削減!

-- ベリサインがWeb見積システムを始めたのはいつ頃でしょうか。

2001年頃に始めました。ただ、その頃はドキュメント・サイニングIDはまだ導入されていませんでした。正直言いますと、Web上で計算結果がHTML表示されるので、後はそれを印刷して見積書と見なしてください、という程度のものでした。

-- ということは、社判入りでなければ見積書とは見なさないというお客様には・・・・

いちいち郵送していたわけです。経験した方は分かると思いますが、見積書の作成・印鑑押し、送付という作業はけっこう面倒で時間を取るものです。人件費もかかるし切手代も馬鹿になりません。こうした問題を解決するのが、ドキュメント・サイニングID入りのWeb見積書システムです。これについては「論より証拠」とするために、まず自社のWebサイトで見積システムを実現させました。これが2004年4月からです。

-- 実際にどのぐらいのコスト削減ができたのですか?

Web見積もりを手作業で発行した場合の一件あたりの経費を考えてみます。これは企業ごとに変動するとは思いますが、切手代、封筒代、社判捺印や封入の手間、そこに費やされる人件費などを考えれば、一通あたり100~300円のコストが発生すると仮定できるかもしれません。この一通あたりコストに年間見積もり発送数を掛け算すれば通年の減額コストが予測できます。この場合、年間10000通を送付しているような大企業であれば数百万円の減額が期待できます。また今後、見積もりのみならず、請求書その他へ適用範囲が拡大されていけば、郵送コストの削減額はさらに大きくなるでしょう。

-- なるほど。ベリサインでもそうしたコスト削減を狙って今回のシステムを構築したわけですね。

コスト削減は重要な課題ですが、それと同じぐらいに大事な効果があります。それはお客様が「正規見積をリアルタイムで入手できる。待ち時間ロスがなくなる」ということです。顧客満足の向上につながるシステムです。

「機能、価格、サポート等のバランスが最も良かったのがオプロでした」

-- 今回のこのシステムには、OPRO X Server PDF Editionが採用されています。まず日本オプロという会社をはじめて知ったきっかけは何でしょうか?

N+Iで知りました。見積システムに必要な条件は既に決まっていたので、その条件に適う製品を探していたのです。

-- どのような条件を決めていたのでしょうか?

我々が見積書PDFの生成部分のモジュールに求めた要件は大雑把には以下の通りです。

  • 1. 三菱電機インフォメーションシステムズのSignedPDF Serverとの連携が可能であること
  • 2. Webサーバとの連携が可能であること
  • 3. 作成されたPDFによる見積書を電子メールで送付する機能が備わっていること

 

-- 要件2番目の「Webサーバとの連携が可能であること」というのは具体的には?

今回のシステムは以下のような仕様で設計しました。

  • 1. ユーザーがフォームで条件を入力して「送信ボタン」を押す。
  • 2. JSP及びサーブレットがフォーム入力を処理する。
  • 3. そのサーブレットがOPRO X Serverを呼び出す。
  • 4. OPRO X ServerがPDFを作成する。
  • 5. OPRO X Serverは処理をSignedPDF Serverに引き渡す
  • 6. SignedPDF ServerがPDFにドキュメント・サイニングIDで署名を付加し、OPRO X Serverに処理を戻す。
  • 7. OPRO X ServerはPDFファイルを電子メールに添付して送信する。

 

「Webサーバとの連携」とは上記の1~3の部分です。ここにスムーズに組み込める帳票ツールが必要でした。

-- 要件3の「PDFを電子メールで送付できること」と言うのは・・・?

開発の効率化を狙った要件です。こうした機能が最初からツールに備わっていれば、我々がプログラミングする手間が省けます。

-- 最終的にOPRO X Serverが選ばれた理由は何でしょうか?

機能要件を満たしていたことの他、価格もリーズナブルでしたし、サポート等も的確でした。こうした総合バランスの点でOPRO X Serverが最も優れていました。

「実装は簡単でした」

-- OPRO X Serverには「組み込みにプログラミング不要」という特色があります。この点は実際に実装してみて、いかがでしたか?

確かにプログラミングはまったく不要でした。実装時に必要な工程は、

  • 1):見積書PDFのテンプレート作成
  • 2):各種パラメータの初期設定

 

の二つだけでした。

-- パラメータの設定中にトラブルなどありませんでしたか?

いくつか不明点もありましたが、問い合わせをしたらすぐに回答が返ってきて、すぐに解決しました。特に苦労のない実装でした。

最後に

ドキュメント・サイニングIDを初めとする電子署名は、現在、見積書のレベルにとどまっておりますが、近い将来には、契約書や請求書などのクリティカルな書類にも用いられるようになると予測しております。こうした社会の要請に応えるためにも、当社にとっては、優れたツールベンダーとの連携が不可欠です。日本オプロはその期待に応えていただける会社だと確信しております。今後とも宜しくお願いいたします。

-- 今日は貴重なお話を有難うございました。

日本ベリサインのWebサイト:https://www.verisign.co.jp/

取材日:2004年6月
※上記の使用感が全てのお客様で実感できることを保証するものではありません。

対応プロダクト

  • OPRO X Server
  • lesmo PDF
 

 

* 本事例に記載されている情報は初掲載時のものとなります。閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください

 
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